
こんにちは、ろくです。六本木で開かれていた展覧会「Media Ambition Tokyo 2021」に行ってきました。
こちらは、未来を創造する技術とアイデアが結合する、都市を舞台にしたテクノロジーアートの祭典。ということで、落合陽一さんなど有名な方の作品が多数展示されていました。
ろくが個人的に気に入った作品を紹介します!
サイバー和菓子

「風速・気圧・気温」のデータを、「形状・高さ・色」に変換するアルゴリズムを作成し、3Dプリンターで実際に食べられる和菓子を出力。
幾何学的な造形が綺麗ですね。これが実際に食べられる和菓子だなんてびっくり!
その日の気候によって様々な形の和菓子ができるんですね。自分の誕生日の和菓子とか見てみたい!



Holiness

この作品の展示空間に入った瞬間に、魅了されました。
映像として映し出されている模様。デジタルなのに布感というかアナログ感があって動く絵のよう。時間を忘れそうになりました。
一度作品を見た後に解説を読みました。
本作は「神聖さ」を感じさせる世界中の建築に着目し、そこでの光の反射や屈折のパターンの網羅的な収集と再構築を目指して進めらている現在進行形のプロジェクトである。人が神聖さを感じるのは、宗教の儀式や様式に対してではなく、記号としての神に対してでもなく、光の反射や屈折、それらの集積として生まれる集光模様(コースティクス)が形成する「ある種の光のパターンの勾配」に対してではなかろうか、という仮説を私は立てた。 photo: 津島岳央
https://mediaambitiontokyo.jp/art/holiness/
なるほど。
神聖さが何から生まれるか。それは光の反射や屈折から生まれるのではないか。
その仮説を形にした物だったのですね。面白い実験です。
HUMANITY – AR EXPERIMENTS –

「HUMANITY – AR EXPERIMENTS」は、2021年 PlayStation 4・PS VRで発売予定の人間集団シミュレーターゲーム「HUMANITY™」をベースにした実験的なアートプロジェクト。 AR技術によって、六本木ヒルズ森タワー前広場「66プラザ」の空間に大勢のヒューマン(人間)を出現させ、実際の現実空間に、仮想の群衆がアクロバティックにオーバーラップされていく様子を、リアルタイムに体験することが可能。52階スペースにおいては、そのARの体験映像を一本の映像作品として制作、高解像度、高音質音響と共に上映する。※「HUMANITY – AR EXPERIMENTS」のAR作品は、アプリ(iPhone XS以降の機種)をダウンロードいただくことで、六本木ヒルズ森タワー前広場「66プラザ」で実際に体験いただけます。映像作品は森タワー52階でご覧いただけます。
https://mediaambitiontokyo.jp/art/humanity/
この作品とてもシュールでした。シュール好きです。
六本木駅を大勢の人間が走ったり、飛んだり、泳いだりする。面白いです。
他にも素敵な作品たくさんありました。毎年開催されているようなので、来年も楽しみです!